田光マコトの"とりあえずこれでいいや"

歌謡ロックバンド"ザ・パーマネンツ"のVo&Gt、インディ・レーベル"YOUNG RECORDS"のタコ社長です。

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R.A.S.式ピッキング〜速弾き攻略のための究極メソッド/加茂フミヨシ

この本の付属CDの音源(オケ)制作をやらせていただきました。
http://www.rittor-music.co.jp/books/12317205.html
なかなかこの本、物議を醸しているようですので僕なりの意見を…。

まずこのぶ暑さ!教則本というよりも辞典みたいですねー。
20130321.jpeg

R.A.S.とはR=Relax、A=Attack、S=Speedの略。
要は"リラックスすれば強弱をつけつつ速くも弾ける"といった内容。

ネットで某レビューなんかを見るとページ数のわりに結局言ってることはそれだけ…みたいな書かれ方もしちゃってますが、本って大事な事がひとつでも発見できればそれだけでかなりの価値があるものだと思いますよ。
後はそれをどれだけ自分なりに消化してフィードバックできるか?…じゃないかな。

大ベストセラーのこれだってそうでしょ。
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実にシンプルな呼吸法ですが、「ぶぅぅ〜っ!」と息を吐くことについて延々と書かれてます(笑)。

僕も何冊か本を書いてますが、本当に伝えたいことって、一回や二回書いただけじゃ伝わらないんだよね。
何度も読み返して赤線とか引いてもらえない限り。
なぜこれが必要で、これをやるとどうなるのか?とか同じことを何回も色んな視点から書いてないとダメなのよ。

加茂さんの本は「自分が今まで研究してきたノウハウを少しでも他のギタリストの役に立たせてもらいたい」
…そういう思いで必死で執筆してる姿がすごく伝わるんです。

要約してしまえばそれまでだけど、そこにたどり着く過程をしっかり読んでもらいたいな。
それにはこのぶ厚さは絶対無駄じゃないと思いますよ。
所々のコラム的なものも面白いし。


音源についても一言。

教則本の音源ってのは聴いて楽しむ一般のCDとは目的が違うんです。
妙に色気や味をつけて弾いたり、変に凝っちゃったりするのは模範演奏としてはNGなのよね。
僕もたまに教則本の模範演奏について色々言われますが、そんな制約があるわけですよ。
アーティストとしての自己表現よりも、あくまでも読者の方が弾くための参考として、わかりやすく弾くことが一番なのです。

この本の加茂さんのプレイはパンチインなし、コンプも全くかけてないので、ほぼ裸の状態。
しかもどのトラックもクリーン/クランチのほとんど歪んでないテイクが必ず入ってます。
もちろんギターに関しては一切編集もしてません。加茂さんが一発勝負で弾いた生の音です。
多分一般のリスナーが聴いたら何だかわからない物足りなさを感じるかもしれません。
でも敢えて何もしていない"素"のギターを読者に聴いてもらって、これが原点なのだ!とさらけ出しちゃってるのはスゴい勇気だと思います。

ギターのバランスも加茂さんの要望でバカでかくしました(笑)。
きれいに聴かせようと思えばいくらでももっといじれるけど、そういう視点で作った音源ではないってこともわかってもらえたら嬉しいですね。
特にブルースの譜例なんか、本当は生バンドでオケ作りたかったくらいなんだけど…。


とにかくこの本、読んだからといってすぐに速弾きができるようになるはずはありません(笑)。
でもものすごく色んなヒントが詰まってます!!
これ読んでから最近ギター弾くのがまたすごく楽しいんだよねー。
「あれ?あのフレーズ、こうやったらもっとスムーズに弾けるかも…」みたいなのが突然頭に浮かんできて、
無性にギター弾きたくなる。
実際やってみるとそう簡単にはいかないんだけどね、でも確実にピッキングに対する考え方は変わりましたね。
そのうち「これだぁ〜っ!」みたいなのが発見できるのではないかと。


実は高校生の時にコピーして、今でもたまに弾いてみるんだけど、いまだに納得いかない曲があるんです…。

クワイエット・ライオットの「カモン・フィール・ザ・ノイズ」。


なんかこれ読んでから最近ちょっとついに攻略できそうな予感がしてきたんだよね!



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